オブジェクトの位置あわせ方法を整理してみました^^

jinko

2007年09月17日 18:04




あいかわらず、SL適当にやっているので、

えーそんなんできたんやー

って発見が多々あります。
困ったものです・・・

今回は、そんなたいした内容じゃないのですが、
この間、マイクとスタンドを作ったときの体験で、
オブジェクトの位置あわせ方法についてまとめてみました。

まずは、基本の数値入力!

■数値入力でXYを揃える
マウスでドラッグすると、オブジェクトの位置を変えることができるのですが、
(何回もいいますが)いい加減な性格なので、マウスだと中心があわないため、
位置あわせには、数値入力を多用しています。

マイクスタンドとマイクを別々に作ったのですが、
スタンドにマイクをセットするために、数値入力を使っています。

(1)できれば、カメラ位置を北に向けて作業してください。
いつも同じ方向だと座標の感覚がわかりやすくなります。

(2)マイクスタンドとマイクをREZします。

(3)スタンドのX座標とY座標を調べて、マイクに同じ座標をセットします。
X,Yをあわせてしまえばあとは、高さだけなので簡単ですね^^
マウスドラッグで高さ調整します。

(4)マイクスタンドの上部は、76度の傾きがあります。
これを、マイクにもセットして、同じ角度に傾けます。

簡単ですね。
ワタシは、ほとんどの場合、
揃えたいオブジェクトのXYを先に数値入力であわせてから
微調整しています。

必要ないかもしれないですが、ここまでの手順をGIFでどうぞ




■ワールド座標系とローカル座標系

マイクをもうちょっと前に出したいと思ったとき、
ローカル座標というのを知っていると結構簡単に位置調整できます。

編集モードでオブジェクトをクリックすると、X軸、Y軸、Z軸の3本の矢印が出てきますが、
ワールド座標系というのは、X軸が東西、Y軸が南北、Z軸が東西に決まっています。
ローカル座標系というのは、オブジェクトがそれぞれ持っている座標で、
回転しても、作ったときの方向を覚えてくれている感じです。

というか、見てもらったほうが早いですね^^
まずは、ワールド座標


こっちがローカル座標


違い、わかりますよね?

この切替は、編集ダイアログの中のルーラというドロップダウンリストで変更できます。

World/Local/Refference
を切り替えるようになっています。

注:
この図は、オブジェクトを床にREZしたときのものですが、
オブジェクトを装着しているときは、
Attach/Local/Refference
の組み合わせに変わります。
オブジェクト装着すると、装着した部分のもつ座標系が使われて、ワールド座標系では、設定できない感じですね^^



■平面移動

今回は、知らないのはワタシだけかも・・・というTIPSをまとめてますが、
最後は、平面移動です。



壁にパネルが置いてあって、位置を変えようとしているシーンだと思ってください。
編集モードにすると、X軸、Y軸、Z軸をあらわす3本の矢印が出てきますが、
右下の方に三角形があるのをご存知でした?

ワタシはこのあいだ発見しました!(←いまさらですが・・・)

パネルを壁に沿って動かそうとする場合、
Z軸(上下)とX軸(左右)をそれぞれ動かしてもいいのですが、
平面移動を使うと、壁の上をグルグル自由に動かせます。

こんな感じです。


角度によって、見える平面が変わりますが、
写真で見えているのは、X軸(=青)とZ軸(=赤)を同時に動かせる、
XZ平面ドラッグハンドル(=青+赤)です。
軸ではなくて、平面ドラッグハンドルをマウスでつかんでグリグリしてみてください^^

今回は、ここまで、
次回は、ルーラの続きで、Refferenceを調べてみたいと思います♪

(おまけ)
過去にこんな記事も書きました^^(ちょっと宣伝)
お手軽ブラインドの作り方
お手軽スモークガラスの作り方
Tips